2017-01-01から1年間の記事一覧
昔から「いき」に対しては、「古い言葉だ」という印象を持ってきた。死語とは言わないまでも、半ば伝統めいた表現だと感じていた。当たり前だが、今でもそうである。だから、「いきだね」と言われても、あるいは「いき」な芸術に触れても、「まあそんなもん…
3つの、時代も作者も異なる論考が一冊に収められた本である。ベルクソン『笑い』、フロイト『不気味なもの』、そしてジリボン『不気味な笑い』。前2者は、もはや古典となっており。すでにいくつかの邦訳も出ている。ということで本書の眼目はやはり、ジリ…
ふと、「そういえばゲーム音楽の理論ってあるのかしら」と思い適当にググっていたら、それっぽい記事をいくつか発見した。 どうやら「IEZAフレームワーク」というのがあるらしい。整理とメモがてらまとめてみる。 日本のゲーム音楽論が出遅れている件につい…
著者のカイヨワ(1913-1978)はフランスうまれの人物である。 『遊びと人間』は、1958年に書かれた。以来、遊びについて考えるための大きな指針となっているようだ。 本書でカイヨワは、人間の遊びに明快な定義と区分を与えた。 いわく、遊びとは「自由で」「…
千葉雅也氏の話題の新著、『勉強の哲学 来たるべきバカのために』。「勉強」をめぐって、フランス現代思想などに支えられた深遠な考察が巡らされている。深いながらも水質は透明で、すぐに水底まで見通せる。読むだけならスラスラと読めるのだ。 この読みや…
イソフラボン イソフラボン イソフラボン イソフラボン イソフラボン *1 イソフラボン イソフラボン *1:イソフラボン
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