昔から「いき」に対しては、「古い言葉だ」という印象を持ってきた。死語とは言わないまでも、半ば伝統めいた表現だと感じていた。当たり前だが、今でもそうである。だから、「いきだね」と言われても、あるいは「いき」な芸術に触れても、「まあそんなもん…
3つの、時代も作者も異なる論考が一冊に収められた本である。ベルクソン『笑い』、フロイト『不気味なもの』、そしてジリボン『不気味な笑い』。前2者は、もはや古典となっており。すでにいくつかの邦訳も出ている。ということで本書の眼目はやはり、ジリ…
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